2014年3月15日土曜日

ミャンマーからのマイエンザだより②  <森田>

ミャンマーの日本語学習でウィンさんがマイエンザを授業に取り入れて
やっていることは先日のブログでお伝えしましたが、

その後のミャンマーからの報告をお伝えします!

****************

初めて納豆失敗しました。。。!
こちらが日中かなり気温があがり、37-38度になる
ことも起因しているかもしれませんが、学生に見せようと
授業スケジュールに合わせて、豆を蒸しあげ、納豆菌を
入れることをやっていましたので、何度も炊飯器のスイッチを
入れたり切ったりし、豆を蒸したり冷めかけてはまた
温度を上げるということをやっていた段階で雑菌が入り
豆自体が腐ってしまったのだと思います。



片手間でやっているとどうしても生きてるものを育てるということは
上手くいかないですね。
納豆菌はうまくついて、全体に白く表面に菌が蔓延しており
良いかんじにみえたのですが、タンパク質の腐敗臭がしており
豆がくさってしまった、という結果です。

もう一度作り直すことにし、昨日から水に浸しています。

****

昨日は、ヨーグルトを作りましたが(パウダーの菌)
こちらで前回と同じ市販の牛乳を使ってやってみたところ、
非常によいできのように思います。
(・・・常にこちらでは、「のように見える」と
しか言えません。本当によいかどうか調べる方法があればいいのですが)

ヨーグルトパウダーの説明書に従い、高温殺菌していない牛乳は
100℃で2秒(実際には102℃でと書いてあるけれど、
普通の部屋で鍋でわかすのに102℃は不可能だと思います)
殺菌してから、とあったので、沸かしてさました牛乳を使いました。

こちらでは、清潔な台所もなく、水自体に雑菌が多かったり
ボールなどの清潔な道具もそろっていないことから、
せっかく殺菌した牛乳をほかの入れものに入れて冷ます
日本のように氷などでボールの外から冷やす
ということが難しく(これもまた他のことをしながらの片手間…)
なかなか温度の下がらない牛乳に、沸かした湯沸し電気ポットから
他の器に移し冷ますため、清潔な器が保温につかう保温ポット
しかなかったため、それを使いました。

その際に温度は少々下がり68度ぐらいにはなったのですが、
保温ポットにいれてから、フタはあけたままなのに
まーーー、日本製のポットは優秀で、温度が何時間してもほとんど
下がらない、という状態。

ほぼ1日朝から晩まで冷ましてもまだ50度以上あったため、
夜はフタを締めて寝ました。
翌朝フタをあけてもまだ46度ありました。

そこからフタをあけて1時間ぐらいでやっと42度に下がったため、
ヨーグルト菌の指定温度(40~42度が最適という菌です)
になったため、パウダーを入れ、18時間待ちました。

前回と異なり、油分が浮いていることもなく、きれいで
乳清が透明のいい匂いのヨーグルトになってました。



今は冷蔵庫に入れ、作り直しのナットウをまちます。

その後ですが、残念ながら、納豆を2回トライ
するも、失敗しております。

これまで納豆の失敗は
めったになかったため、何が原因なのか分かりません。

日本からのパウダーを手に入れ、仕様書にある通りに
やっているのですが。。。

また、炊飯器を使い、温度も上がりすぎないよう工夫し
40度を保つことが出来たと思われますが、なぜか
失敗です。豆の腐った匂いがして使えません。

ということで、学生には残念ながらマイエンザを体験して
もらえることが出来ませんでした。

今、昨日2回目の納豆から救出した3粒程度の納豆
(腐った匂いはしない、白い納豆菌に覆われているが、
 豆と剥離し、豆が熟成されてないかんじで糸も引かない、
 しかし、発酵しすぎたアンモニア臭のする納豆臭はしてる)
を冷蔵庫に寝かせてますので、3日前に成功したヨーグルトとで
やってみようとは思っています。

これまで、納豆になっている豆、納豆のお菓子の方が
まだ簡単にできた経緯から、それに比べパウダーは難しい。。。

納豆からの納豆菌の培養で活かしておく方法の方が
よいのではと思ってしまいます。

******************

以上ミャンマーからの報告です。
日本での講習会のために、私も今ペットボトルで何本か試作をしています。

昨年の夏に作ったときは温度管理が簡単でしたが、
今は気温が低いので、クーラーボックスで作っていても温度がすぐにさがり、
思ったよりも時間がかかっています。

それでも、納豆やヨーグルト、イースト、砂糖はどこでもすぐに手に入り、
作るための器材は水道の水で洗い、何でもが清潔な中でできるので、
温度管理が手間なだけで、特に失敗はありません。

なので日本では『マイエンザは簡単にできます!』
と言えるのですが、ミャンマーでの様子を聞くと、
本当にマイエンザひとつ作るのも本当に大変です。

日本では簡単だったり、当たり前のことが発展途上の国ではまだまだ
特別なことです。
物がなかったり、とても高価で買えなかったりするのです。

マイエンザは開発者の曽我部先生が製法を公開されています。
日本にも色々なところが微生物資材を扱っていますが、
作り方を公開せず微生物資材自体が高額なものが多いです。

東南アジアのものを使って作れる優良な微生物資材はなかなかありません。

マイエンザを日本国内で紹介し、販売して収益につながっていくと、
その収益は、今私たちとご縁のある東南アジア、
ミャンマー、カンボジア、スリランカでの普及に役立てたいと思っています。

ミャンマーは特に今どんどん経済発展していく過程にあります。
中国のように、経済発展が重視され、汚染がひどくならないことを祈ります。

私たちプロジェクトメンバーは、今はまだ一人ひとりにご紹介していくという、
本当に気の遠くなるような種まきの時期ですが、
東南アジアでマイエンザが広がって行くことを夢みています。

マイエンザがたくさんの家庭で使われて、排水がきれいになり、
農業資材として使われて、農作物がよくできたり、土が肥え、
また若者の仕事になったりするとよいと思っています。

日本で多くの方にマイエンザをつかっていただき、日本の排水をきれいにしながら、
その収益で東南アジアがきれいになっていくことができたら言うことありません。

自分ひとりの力は、あまりに小さくて、
本当に何をやっているんだろうと、時には気が滅入ることもあります。

あせってもどうしようもないことはわかってはいますが、
アジアの現状を目の当たりにすると、1日も早くと思ってしまいます。

ミャンマー人のウィンさんが生徒たちに伝えた言葉
一人の人間が全体を発展させることや、全部のごみを
どうにかすることはできないが、一人一人、少し意識、行動
してみることで、改善させていくことは必ずできる!!』

この言葉を胸に、地道に行動していきます。

マイエンザ、使ってみようと思われる方はどうぞ連絡ください。

単独で送ることもできますし、福山のお米や野菜と一緒におくることもできますよ。


0 件のコメント:

コメントを投稿